「ほっ」と。キャンペーン

サマソニレポ #4 (Arcade Fire)

ネットの掲示板などで13日の東京公演に行った人の感想を読むと、Arcade Fireを推す声が実に多かった。他に興味のあるバンドもなかったことから、インテックスの3号館、SONIC STAGEへと歩を進めました。

着いたのは開演時間の15分ほど前。まだ会場内はそれほど混んでおらず、前から二つ目のブロックの最前を確保。ふと横を見ると長身の白人&黒髪のお姉さんの二人連れ。おそらくカップル。その女性はスリランカ系の整った顔立ちをしており、めっちゃキュート。ライブの前から大興奮w


白い幕で隠された舞台の奥からは時折楽器の音が聞こえてきます。どうやらメンバー自身がサウンドチェックをしている模様。ドラムの心地いいリズムに否が応でも期待が高まり、予定時刻を少しすぎた頃、場内の照明が落とされます。歓声や拍手に迎えられてメンバー登場。いよいよ開演です!


ライブが始まってすぐに胸が熱くなりました。まるで心の蛇口を一気にひねられたかのよう。あの感動を言葉で言い表すことは不可能。されど少しでも伝えたしと思いて、我筆を執る。

HMVのサイトや音楽誌では7人組バンドと紹介されていますが、筆者が見た限りではもう一人いたような。急に増えたのかなw ライブ開始時は男性ギタリストがメインヴォーカルも務め、その他はベース・ドラム・キーボード・パーカッション2人・ストリングス2人(男女)という編成。おお、やっぱ8人だ。俺の見間違いじゃなければ。(and if my memory serves me right!)

各メンバーの前にマイクが設置されていることから期待したとおり、このバンドはとにかくコーラスワークが素晴らしい。“Ah~,Ah~”というシンプルなコーラスにも関わらず、耳を傾けているだけで恍惚となるほど。意識は確実にどこか別の場所へ飛んでいました。長い間失っていた何かをやっと取り戻せた。そんな気分にさせてくれた彼らに感謝。

曲が変わるごとにメンバーがいろんな楽器をとっかえひっかえしながらのプレイというのも初体験。2or3曲目では先ほどキーボードを担当していた女性がメインヴォーカルに。さらに次の曲で、彼女はなんとドラムにチェンジ! しかもウマイ!! 二度ビックリ。なんなんだ、このバンドは。楽しすぎるじゃないか!

パーカッションの男性はいきなり舞台を支える鉄柱をよじ登った。それにつられてもう一人の男性もよじ登りだしたぞ。しかも彼、いつの間にかヘルメットかぶってるじゃん! 2人で鉄柱を叩き始めたと思ったら、今度はお互いの体を叩き出すし。ヘルメット男をポカポカ叩いてら。なんておバカなんだ。なんて楽しいんだ!

ストリングスの2人は何回も顔を見合わせ、満面の笑みで歌う。幸せそのものの表情。メンバー全員が心の底から楽しんでプレイしているのがこちらにも伝わる。それでまた嬉しくなる。みんなでわいわいお祭り騒ぎを繰り広げているみたい。音楽とは楽しいもの。そして、音楽とは美しいもの。それを幾度も感じた至福の時間。

時よ止まれ。お前は美しい。

何回も心の中で歓喜の涙を流しました。今思い出してもその時の感動がよみがえります。13日の東京公演では、NINのトレント・レズナーが舞台袖で彼らのライブを見ていたとのこと。大阪ではどうやら見に来てはいなかったようですが。彼も感じるところが多かったんじゃないかな。このバンドを薦めてくれた人達に感謝。

メンバーも観客もみな笑顔のまま、遂に最後の曲がスタート。まだもっと見ていたい、聞いていたいと誰もが思ったはず。場内全体を温かい気持ちにさせて、とうとうアーケード・ファイアのライブは終了しました。「なにかとんでもなく素晴らしいものを見た。」そう思った人が多いはず。

彼らが舞台から姿を消した後も、余韻に包まれてその場を立ち去り難し。一曲も知らない状態で彼らのライブに臨みましたが、ライブ後にはCDの購入を心に決めていました。そうして今、手元にあります。でも、実はまだ聞いていません。彼らの魅力はライブにおいてこそ最大限発揮されるものであり、スタジオ音源を聞くのが少し怖いんです。この感覚、分かってもらえるかなぁ。

単独公演があればぜひ見に行きたいですね。これからも彼らが素晴らしい音楽を創り続けてくれるよう、切に願っています。Long live the Arcade Fire!


14日大阪 セットリスト

1.wake up
2.Neighborhood #2(laika)
3.No Cars Go
4.haiti
5.crown of love
6.Neighborhood #1(tunnels)
7.Neighborhood #3(power out)
8.rebellion

[PR]
by lambda924 | 2005-08-18 11:48
<< 一休み サマソニレポ #3 (ほっと一息) >>