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最後に笑えれば

ギリシャ神話のイカロス、あるいは「蜘蛛の糸」のカンダタの気分を味わっています。あと少しだったのになぁ ・・・。アル・パチーノ主演の映画「カリートの道」のラストを思い出してしまった。けれどカリートとはちがい、ぼくには未来がある。希望もある。それだけで素晴らしいじゃないか! 「人生まだまだ宵の口♪」 ERASE/hide (2ndアルバムのPsyenceに収録)

時間は巻き戻せないけど、未来は自分で作れるもんね。久々に↓を思い出した。

「一敗地に塗れたからといって、それがどうしたというのだ?
すべてが失われたわけではない」
 失楽園/John Milton


理系の人はよく問う。「文学が何の役に立つのか?」と。文学を必要としない人生は少しうらやましいけれども ・・・損をしてるよ、きっと。少なくともぼくの場合、文学や映画や音楽があったから青息吐息ながらも何とか生きてこられたわけで。もしもそれらに出会っていなければ? 今ここにいるニンゲンは、ただの屍だったにちがいない。息はすれども生きてはおらず。月並みな言い方だけど、数々の言葉に何回も救われてきました。これからもおそらくそうでしょう。

↑The High-Lows↓のHotel Tiki-potoがこんなにも暖かいアルバムだったとは・・・今初めて知ったよ。「十四才 / フルコート」はもちろん、「迷路」や「シッパイマン」の歌詞を読むだけで胸に熱いものがこみあげる。うつむいてる場合じゃない。前を見なきゃ!
by lambda924 | 2005-04-21 00:18
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