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人気はないけど ぼくは好きなんだよ


というわけで 映画 の話。久々に劇場に足を運びました。見たのはミリオンダラー・ベイビー。クリント・イーストウッドの出演は「ブラッド・ワーク」以来 ・・・ って、この作品知らねぇやw その前作、スペースカウボーイは2、3回見たんだけど。主役がジジイの青春映画。

イーストウッドは「ミスティック・リバー」で監督として素晴らしい仕事をしたものの、この作品には残念ながら出演せず。ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ケビン・ベーコンが一堂に会していたので、あえて自分がスクリーンに登場する必要はなかったんでしょうな。が、映画ファンとしてはあのしわがれ声を聞きたかったのも事実。そして今回、「ミリオンダラー・ベイビー」で念願がかなったわけです。

この作品、人気がないどころかアカデミーをはじめ各賞を総なめ。賞の権威や実質性なんてどうでもいいけど、ハズレではなさそうだと思い、見ることを決定。

で、感想なんですが、ハズレではなかったです。つーか、普通にいい作品。ただ、映画としては前作の「ミスティック・リバー」の方が良かったかな。個人的な好みの問題だし、今後変わるかもしれないけど。

ところで、映画の紹介ってわりと気をつかいませんか? 好きな作品はその魅力をできる限り伝えたいけど、ストーリーの肝をバラしちゃえば楽しみ半減。伝えたい、でも全部伝えちゃいけない。相反する思いが胸を去来するわけで。

吹けば飛ぶようなわりとどうでもいい悩みですが、そんな思いを豪快に吹き飛ばしてくれるのが映画の予告編です。「ネタバレしてるじゃん ・・・ 」と思ったことがある人は少なくないはず。約二時間の本編より、数分の予告編の方が面白いことはよくあります。で、期待を胸に本編を見て裏切られた時の気持ちといったら! 「なんだ、全然おもしろくねぇじゃん。見て損した。あの予告編、サギだっつーの!!

話を戻して、「百万弗~」はボクシング映画です。ボクシング、なぜBOX に ing なんだ。と不思議に思い調べたところ、「箱」を意味するboxと「殴打」を意味するboxは語源が全く異なるようです。まぁそりゃそうだろうね。

ボクシング映画といって真っ先に思い出すのは「ロッキー」シリーズでしょうね。誰もが知ってるテーマ曲、そして「エイドリア~ン」。シルベスター・スタローンの出世作だけど、さすがに5作も続けりゃマンネリだろ・・・

拳闘映画ではむしろ「レイジング・ブル」の方がオススメ。デ・ニーロ若いなぁ。あの頃はコメディー映画に出るなんて夢にも思わなかったよ。って、70年代にはおいらまだ生まれてないんだけどね。

拳闘といえば、「ファイト・クラブ」は外せない。ブラピはただのハンサムじゃなく、出演作を相当吟味しているのが分かり、好感が持てる。「セブン」しかり、「12モンキーズ」しかり。特に後者はブルース・ウィリスとの共演で、二人の出演作の中では一番好きかも。テリー・ギリアム、また撮ってくれないかな。次もブッとんだやつが見たい。

「ファイト・クラブ」はラストシーンが秀逸。バックで流れるPIXIESの“WHERE IS MY MIND?”がバッチリはまってる。SURFER ROSAというアルバムの7曲目らしいので、今度借りてみよう。ヘレン・ボナム・カーターが紫煙をくゆらす様もイカシてるし、「ここはドコ? 俺はダレ?」状態のエドワード・ノートンが最高! レクター三部作の第一章、「レッドドラゴン」に主演していた彼ですが、昔大阪の海遊館で働いていたという経歴の持ち主です。そのため日本語、特に関西弁が得意なんだとかw

収拾がつかなくなってきた。これらの映画を見てつくづく思うのは、人は心の奥底で暴力を欲しているんだろうな、ということ。じゃないとわざわざ血を見に行く理由が不明だもんね。いくら服をまとい知識をたくわえても、結局動物の一種に他ならない生き物。たとえ血を見るのがイヤでも、言葉の暴力はそこら中にありふれてるわけで。俺も日ごろ、とんでもない暴言をはいてしまうことが。できるだけ気をつけるしかないけど。

ボクシングに再度話を戻して、と。日本映画でボクシングを扱ったものはあまり聞いたことがないけど、ボクシング漫画は色々あるよね。「あしたのジョー」は三島由紀夫も読んでて、買い逃したマガジンを求めに直接講談社に立ち寄ったという逸話がある。その時応対した人、ビビッただろうなw 同じマガジンで現在は「はじめの一歩」が好評連載中、つーかすでに長期連載の仲間入り。一歩が世界タイトルに挑戦するのはいつになるんだ。このペースだと100巻ごろやっと世界戦が始まったりして。

我ながらムダに長い文だな ・・・ 。自分でビックリ(してどーする)

映画館で本編が終わったあと、スタッフロールを眺めながら余韻に浸るのが何よりの幸福です。

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by lambda924 | 2005-06-18 01:41
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