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ごった煮

まずはお詫びを。以前トラックバックして頂いた時、こちらのミスでブログ上にそれが表示されていませんでした。TBからすでに何ヶ月も経ち、今更にも程がありますがすみません。

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秋です。色づく木々、色気づく女性に心を奪われる季節。「春」は我が身を素通りしていきますが。

秋です。虫の音が耳に心地よいですね。布団にもぐりこんだ時まで聞こえてくることも。そいつは品のない羽音を耳元でうならせます。と思ってる間にかゆくなります。・・・我が家では今なお蚊が元気です(泣

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森鷗外の「青年」を読んだ。今まで読んでいなかったことを後悔。俺の中で鷗外のイメージがかなり変わったよ。これまでは渋面の頑固者を頭の中で描いていた。が、この作品からは全く逆の人物像すら浮かんでくる。

明治という時代に生きたかった。たとえ「上すべりの開化」に居心地の悪さを感じたとしても、それに勝るほどの充実感を得られたのでは? 幻想はどこまでも甘く。尽きせぬ憧れ。

それにしても、主人公の名が「小泉純一 」ってw 思わず目を疑った。こーゆー偶然もあるんだね。

作品の感想を書くとどっかの引き写しになりそうだからやめときます。その代わり、この作品で初めて出会った表現について、思うところを少し。

「地獄を買う」

現在は使われていないと思いますが、「売春婦を買う」の意です。この表現にぶつかった時、それまでの文脈を忘れるほどの衝撃を受けました。

一体、誰にとっての地獄なのか。「苦界」という語から類推すると、売春婦の地獄らしい。それを買うことで男は天国を得るや否や。天国? 憂世の快楽を一時盗んだだけで? 案外、男も地獄に足を踏み入れることになりはしまいか。「天国旅行に行くんだよ」は、終に叶わぬ寂しき願い。

こんな風にとりとめもなく、あれこれ思いを巡らせた。ただの1フレーズなのに・・・。俺の脳にとって、破壊力十分。単に俺がイッちゃってるだけっぽいがw


ミヤジはこれ、読んだのかな。
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by lambda924 | 2005-10-10 01:18 | 書籍