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And all that could have been

前作のFragileが発売されたのは1999年。9/23発売だったので、ある意味自分への birthday present だった。
途中、ライブCD&DVDが発売されたものの、オリジナルアルバムとしては実に6年ぶり。NIN新章の開幕。

Just how deep do you believe,
Will you bite the hand that feeds?
Will you chew until it bleeds,
Can you get up off your knees?
Are you brave enough to see?
Do you wanna change it?


The Hand That Feeds/Nine Inch Nails

上記はシングル曲のサビの部分。毎度のことながら、韻の踏み方が絶妙。
日本人にとって歌詞の意味が瞬時に理解できなくとも、ノれる ・ ハマれる ・ おどれる。中毒性がこのうえなく高い。

前作の先行シングル、The Day The World Went Awayも押韻が見事だった。この曲の歌詞はたった8行しかないが、完成された美しさを誇っている。NIN全曲の歌詞はこちら ( ページ下部のリンクからは、他のアーティストの歌詞も見ることができます。Radiohead やQueen、レッチリ、ツェッペリンなど )

とりあえず一ヶ月はこればっか聞き倒すことになりそう。まだ数回しか聞いていないけど、戸惑いが先に立った。けれどそれは前作も同じなので、今後愛聴盤になることを期待。

ところで、歌詞の掲載ってどこまでOKなんでしょう? コピーと同じく、一曲丸々のせちゃマズイのかな、やっぱ。法律は人間が作ったものなのに、それに縛られながら生活せざるをえないってのが ・・・。法律に罪はないが、はっきりいってキライだ。ガキと同じ発想。

人間が自ら作り出したものに束縛されることはよくある話で。金 ・ 家庭 ・ 常識 ・ 神etc. 「不自由と嘆いてる 自由がここにある」?
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by lambda924 | 2005-04-28 01:47

Domine, quo vadis?

痛ましい事故が起こってしまいました。実は一週間ほど前、筆者は姫路に行く用があり、事故現場を通り過ぎているのです。第一報を耳にした時は「まさか」でした。おそらく関係者の方全員にとっても「まさか」の思いでいっぱいでしょう。

「過つは人の常」、とはいうものの ・・・今回の事故はあまりにもひどい。再発の防止を強く願うとともに、謹んで亡くなられた方のご冥福をお祈りします。また、負傷された方の早期の回復も祈念しています。

sit tibi terra levis.

こんな言葉を口にしたところで、何にもならないのは分かっているのですが ・・・それでもなお、祈らずにはいられません。

マスコミは例のごとく、責任を追及するのに躍起となっています。材料、もっと悪く言えば商品として今回も扱っています。社会不安を鎮めたり、人々の疑問に答えるため事故について報道する必要性は分かりますが、各マスコミ機関が誇る<調査能力>や<問題意識の高さ>によって、事故を未然に防ぐことはできなかったのか。やりきれなさだけが募る昨今。

えらそうにこんなことを書いている筆者も、一年、もしかすると半年ほどで事故のことを忘れてしまうやもしれません。現に、生まれてから何百回も、何千回もそんなことをくり返してきました。ですが今回の事故はずっと忘れずにいたいと思います。

当初、今夜は全く別のことを書こうと思っていたのですが、さすがに書く気になれませんでした。けれど上記は毒にも薬にもならない文を連ねただけ。日常のありがたさと貴さ。無類の哀しさ。
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by lambda924 | 2005-04-27 02:11

月に負け犬

久々に聞き返して良さを再確認する作品がある。今夜は椎名林檎MMSSコーネリアスFantasmaがそう。いずれも発売されてからかなりの時間が経った。時と場所の制約を受けずにすむ作品は存在する? 夢物語かな。


「結婚は性欲を調節する事には有効であるが、恋愛を調節する事には有効ではない。」 芥川龍之介

こんなことを相手から面と向かって言われた日にゃ、腸 (はらわた) が煮えくり返り、世界を呪いたくなるのでは。けれど、何かを言われて怒りを覚えるのって、それが事実である場合が多いわけで。全くのウソなら聞き流しときゃいいもんね。上記の文は主語を明示していない。よって男女双方に対して述べた文だと考えられる。厄介な「事実」を言い当てたもんだよ、芥川は。

この言葉自体は誰もが感じていることを簡潔に述べただけで、衝撃は少ない。彼が自ら毒をあおいで命を絶ったことも、今では過去の事件として片付けてしまえる。が、彼が三人の幼子 (と妻) を残して旅立ったことには戦慄を禁じえない。この世に未練はなかったのか。

佐藤義清 (のりきよ) が出家したのは23歳の時。筆者の現年齢と同じである。彼も妻子をふり捨てて仏門に入った。のちの西行法師である。当時家族は出家のほだしとみなされていたという。家族を捨てねば得られぬ悟りとは一体なんぞや。つまらぬ想像だが、必死の思いで家族の下を離れたのではなく、実は家族から逃れる手段として出家を利用したのだとしたら ・・・

家族あるがゆえに生まれる幸福は多い。が、家族あるがゆえに抱える悩みも多い。炉辺の幸福は一家団欒、なんてね。

今宵の月がぼやけているのは ・・・
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by lambda924 | 2005-04-25 02:01

最後に笑えれば

ギリシャ神話のイカロス、あるいは「蜘蛛の糸」のカンダタの気分を味わっています。あと少しだったのになぁ ・・・。アル・パチーノ主演の映画「カリートの道」のラストを思い出してしまった。けれどカリートとはちがい、ぼくには未来がある。希望もある。それだけで素晴らしいじゃないか! 「人生まだまだ宵の口♪」 ERASE/hide (2ndアルバムのPsyenceに収録)

時間は巻き戻せないけど、未来は自分で作れるもんね。久々に↓を思い出した。

「一敗地に塗れたからといって、それがどうしたというのだ?
すべてが失われたわけではない」
 失楽園/John Milton


理系の人はよく問う。「文学が何の役に立つのか?」と。文学を必要としない人生は少しうらやましいけれども ・・・損をしてるよ、きっと。少なくともぼくの場合、文学や映画や音楽があったから青息吐息ながらも何とか生きてこられたわけで。もしもそれらに出会っていなければ? 今ここにいるニンゲンは、ただの屍だったにちがいない。息はすれども生きてはおらず。月並みな言い方だけど、数々の言葉に何回も救われてきました。これからもおそらくそうでしょう。

↑The High-Lows↓のHotel Tiki-potoがこんなにも暖かいアルバムだったとは・・・今初めて知ったよ。「十四才 / フルコート」はもちろん、「迷路」や「シッパイマン」の歌詞を読むだけで胸に熱いものがこみあげる。うつむいてる場合じゃない。前を見なきゃ!
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by lambda924 | 2005-04-21 00:18

Tomorrow is another day!

前回は要するに、ブログの内容についてはもちろん、全く関係ないことについても何らかのコメントを寄せて頂ければ嬉しいな、というお話でした。限られた時空に生きる者の一人として、様々な人のいろんな意見を知ることを何よりの楽しみとしています。明日を生きる活力、それは「世界は広い」と実感することではないかと思っています。

日付が変わりましたね。スピッツ春の歌 / テクテク、正式には今日発売ですが昨日入手した人も多いのでは? ユニバーサルの公式サイトPVダイジェストを二曲とも視聴することができます。昨日大学の生協で買うつもり ・・・ だったのが、昼すぎまで寝ていたため大学に行けず。今日、遅くとも明日には買いたいなぁ。

それはさておき、マサムネの体調不良のため、4/17の新潟公演が延期になったそうですね。急性喉頭炎なんだとか。近年のスピッツのツアーは公演数も多く、日程もハードなのでもしかしたら・・・と思っていたところ、ビンゴ  三日月ロック発売に伴う前回のツアー、SPITZ JAMBOREE TOUR 双六2002-2003でもマサムネがノドを痛めたため、12/3 ・ 4の大阪公演が両日とも延期になりました。筆者にとって、一日目の2/6の公演がスピッツ初ライブになるはずが、おあずけを食らうことに (^^;

振替え公演は2003年の2/6 ・ 7に行われました。場所はもちろん、12月に予定されていた会場から変わらず、ウェルシティ大阪厚生年金会館でした。この建物は駅から少し遠いだけでなく、ライブのあと夕食を取る場所に苦労するのが難点。夕食というか、お酒を飲める店ですね。ライブ後のビールほど美味いものはないのでw 今後の参考のため、厚生年金会館の近くでいい店をご存知の方は、ぜひ教えて頂ければと思います。

待ちに待った2/6のライブ、時間はあっという間にすぎていきました。2時間強あったはずですが、本編が終わったとき「えっ、もうそんなに時間がたったの?」と驚いたのを覚えています。アンコールは 猫になりたい 愛のしるし俺のすべて の三曲。 すべて編集盤の花鳥風月に収録されています。ライブでは定番曲で、終盤で演奏されることが多い “俺のすべて” 。生で聞いた時は心。体がともに震えました。そして、またライブに行こうと決意したものでした。

話を戻します。マサムネの体調不良により、新潟公演が延期されたのは先ほど書いたとおりですが、4月23日(土)に予定されていた「CDTV」への出演も中止とのこと。公式サイトNEWSのMEDIA欄で発表されています。ひさびさのTV出演なので、楽しみにしていたんですが ・・・こればっかりは仕方ないですね。5/6のMステ出演はどうなるんだろう。出てほしいけど、ムリをしてノドを悪化させるわけにはいかないし。起こったことはしょうがないので、心を落ち着けてゆっくり確実に治してほしいと思います。

4月も下旬に突入。時間はしっぽだけ見せて、彼方へ飛び去る。
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by lambda924 | 2005-04-20 02:33

自己弁護

毎回愚にもつかないことばっか書いてます。

当初から放恣・放縦・放埓に放言するつもりでした。というか自分にはそれしかできないし。

じゃあチラシの裏に書けばいいじゃん」 と言われそうだけど、公開しているのはやっぱ誰か他の人に読んでほしいという気持ちがあるからなんでしょうな。チャットやブログがあっという間に広まったのもコミュニケーションを求めてだろうし、それが単純にして最大の理由かと。普段は口に出して言えないからこそ、誰しも「王様の耳はロバの耳!」、「王様は何も着てないよ」と言いたいのでは。

それに、最近のチラシは両面印刷が多いから書くとこないんだよな。 (そーゆー問題じゃない)


「一人じゃ生きてけない」 スピッツ/死にもの狂いのカゲロウを見ていた

司馬遼太郎の「播磨灘物語 三」にも、無言でいることの辛さ ・ 人は独りでは暮らせないことについて述べたくだりがある。
ウサギじゃなくてもさびしいと死ぬほど辛いわけで。

NINのhurtは、自傷行為や他傷行為に及んででも人とコミュニケーションを取りたいという痛切な曲。
ひどく個人的な感情について歌っているのに、ストリップでかかってたら ・・・ そりゃあヘコむよなぁ。

春の歌 / テクテク がもうすぐ発売。30枚目のシングルなんだとか。rockin'on JAPAN の 02月号を久しぶりに読み返してたら、年末フェスの記事があるわ、OZ/100s についてのインタビューがあるわで、一気に気分がよくなった。 (単純) スピッツのインタビューを読むと、彼らはまさに “バンド” と呼ぶにふさわしい四人だと思う。バンド、その意は「連帯」。

Hand That Feeds/NINはもう発売されているんだね。迂闊にも知らなかった。買いにいくしか!

今日の話こそ 「チラシの裏」 だと思いつつ。
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by lambda924 | 2005-04-17 01:07

人食い

二日続きで見事なほどの快晴でしたな。今年最後の花見を楽しんだ人も多そう。
桜吹雪はどうしてあんなに美しいんだろうね。永遠が一瞬に閉じ込められているかのような・・・

えーっと、まずは結果報告。

バリウムは飲まずにすみました!


その代わり、血を4,5本採られたけどな(T▽T)


「もう書かない」と言ってた日記をば気まぐれで書かむ。

昨日:レポート書いてた
今日:人と話をした

以上!!
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by lambda924 | 2005-04-16 22:58

ヒュプノス カモーン (屮゚Д゚)屮

明日早起きするのマンドクセ('A`) 早起きつっても7時に起きりゃいいんですが。
最近、午の刻あたりに目覚めることが多いので、今夜はがんばって早く寝るしか!

目がさえてなかなか寝つけず、最悪徹夜することになってもさほど問題ではない。それなら遅刻の心配はないからね。
実のところ、早起きよりも気がかりなことが。

明朝はとある病院で健康診断を受ける予定なんですが、前日、つまり今日の夜10時から明日の検査まで絶食しろとの指示。夕食は取れるし、朝は食べないことが多いのでこれだけなら特に問題なさそうなんですが・・・気になるのは、絶食が必要な検査だということ。

もしやバリウムですか!?

運悪く予想が的中すれば初バリウムですよ。母さん、赤飯をたいとくれ (T▲T)

今のところ不調を感じないので、体の状態は問題ないはず。頭の中は問題ありまくりですが

ケセラセラ、なるようにしかならないという言葉を抱いて検査に向かいたいと思います。あ゛ー、タノシミ! (投げやり)
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by lambda924 | 2005-04-14 17:18

アインシュタイン、タンジェント

ゲーテの畢生の大作、ファウスト。この名作をモチーフにしつつも20世紀後半の日本に舞台を移し、独自の展開を見せたのが手塚治虫の絶筆、ネオ・ファウストです。彼は21歳の時に「ファウスト」、42歳の時にも翻案である「百物語」を描いています。両作品ともコチラに所収。「ネオ・ファウスト」で三度目のマンガ化を試みるのですが、病魔には勝てず・・・。しかも一番続きが気になるところで終わっているので、なおさら残念。グリンゴも描きあげてほしかった。

でも今日の主役は彼にあらず。「ネオ・ファウスト」の表紙を見ましょう。主人公である一ノ関教授が写っています。
彼の顔に見覚えはありませんか。そう、この特徴的な髪型はアインシュタインを髣髴とさせますね。

何ヶ月か前、アインシュタイン150の言葉という本を書店で偶然目にし、一気に読みました。ユーモアにあふれながらも人生の深奥を突いた言葉の数々にハッとさせられます。立ち読みですぐ読めるほど薄い本なので、ぜひ手にとってみて下さい。

20世紀最大の理論物理学者として名高いアインシュタインですが、長年にわたって神による宇宙の安定を信じようとしました。計算によって宇宙膨張を推測したものの、宇宙項を導入することで自らその可能性を否定してしまいます。のちに誤りを悟り、「あれは最大の失敗だった。」と述べました。アインシュタインでさえ神の呪縛から逃れられなかったんですよね・・・。いや、すぐれた物理学者だったからこそかえって信仰が篤かったのかもしれません。

アルベルト・アインシュタインは数学と物理、そして音楽を愛しました。自らバイオリンを弾くほど音楽に親しみ、特にモーツァルトを愛好していたそうです。彼には音楽学者のいとこがいました。その名はアルフレート・アインシュタイン
アルベルト、あるいはアルフレート (ややこしい) が残した言葉を次に挙げます。

「死とは、モーツァルトを聴けなくなることだ。」

2005年、今年はアインシュタインが<特殊相対性理論>を発表してから100年目でもあります。
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by lambda924 | 2005-04-14 03:46

サブリナから尻尾をふって ニャーオ!

布団の中にもぐりこんでから眠りの世界へすべり落ちるまでの短い時間を利用して、文学の中の「猫」の話を読み進めています。
村上春樹の羊をめぐる冒険ヘミングウェイ海流のなかの島々佐野洋子さん100万回生きたねこ など、様々な<猫文学>が約100点も紹介されています。

その中で最も有名なのは夏目漱石「吾輩は猫である」だと思います。 読んだことがなくとも、タイトルを聞いたことがない人は多分いないはず。パロディも多数生まれ、森本哲郎吾輩も猫である内田百閒による贋作吾輩は猫であるなどがあります。

「吾輩は猫である」が発表されてから今年でちょうど100年
今も私たちは自宅で、道端で、公園で、都会で、猫たちによって観察されているような気がします。

漱石の直系のお孫さんは、マンガ評論家の夏目房之介 氏。文豪の血を受け継ぐ人がマンガの批評に携わる。
この事実は日本のある一面を象徴しているように思われ、実に興味深い。

水瓶の中で太平を得た猫。漱石が実際に飼っていた猫も、名前はなかったとのこと。
文豪があえて名をつけなかったのは、猫に一種の敬意を抱いていたから・・・。そんな気がするのですが、みなさんはどう思いますか?
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by lambda924 | 2005-04-14 02:00