人気ブログランキング | 話題のタグを見る

poisson d'avril

万愚節、なんて言葉は使わないよなぁ。だまされるならまだしも、だますのは気分悪いよね。何事もなく一日がすぎてよかったと思う。

じいちゃん、誕生日おめでとう! 何歳になるのか知らなくてごめんなさい。

カテキョの生徒さんから、数学の宿題が難しいので見てほしいとのこと。前回は立体図形に内接する球の半径を問う問題だった。円柱や立方体にボールを2コつめてみた場合どうなるか、だってさ。数学、特に立体図形は苦手だから泣きそうだった。

今回のメニューは以下のとおり。正五角形の各辺と対角線の長さの関係。ピタゴラスの定理の証明 (ただし、参考図書に記載されているもの以外の方法に限る) 。今ってネットがあるからほんと便利だよね。検索したらあるわあるわ。ピタゴラスの照明方法は軽く百を超えるんだとか。小学生でも理解できるものから、わけの分からないものまでヴァラエティにあふれている。

図形の問題は難しいながらも楽しい。工夫のしがいがある。それに対して代数の問題はどちらかというと淡白な感じがする。因数分解のある問題は時間中に解けず、悔しい思いをした。それが次の式。

a^4+b^4+c^4-2a^2 b^2-2b^2 c^2-2c^2 a^2 (^ は累乗の記号)

・・・だれだよ、この問題作ったヤツ。怒らないから一歩前に出ろ! あーでもない、こーでもないといじくり回し、30分かけてやっと解けた。その瞬間、解放と安堵を感じたよw

立体図形の問題といい、この因数分解の問題といい、内容的には十分高校レベル。 が、実のところこれらは中学生の春休みの宿題。しかも中一 (新中二) 。尋常ではない進度の速さにビックリ。 世の中まちがってるよ、絶対。

察しのとおり、生徒さんは中高一貫校に通ってます。うわさには聞いていたものの、これほど高レベル & ハイペースの授業だとは思わなかった。でも一番フシギなのは、N中に落ちた私がN中の生徒さんを教えているという事実。完全に力不足だよなぁ、俺。
by lambda924 | 2005-04-01 23:51
<< 当期の投機で陶器が騰貴 「時」の歩みは・・・ >>