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my bloody・・・

コードの話の続き。ローコードは押さえるのがたいてい楽だけど、分数コードだと話は別。E/G#やA/C#、D/C#などは慣れるまでたいへん。バレーコードのFよりもずっとキツイ。大きな手・長い指の人は楽器を弾く際、ほんと有利だと思う。

フシギな響きを持ったコードが色々ある中で、aug・dimは特に変わった音です。以前ある本で、augやdimコードを曲の中に初めてうまく取り入れたのは、ビートルズだという話を読んだことがある。初めてかどうかは疑問になるところだけど、確かに彼らのコード進行は新鮮だった模様。いや、コード進行自体はふつうでも、それに乗せるメロディーがどうしてこうなるの? という曲が多いみたい。彼らだからこそ生み出せたマジックなんだろうな。

augを使った曲は今ちょっと思い出せないので、dimをうまく使った曲を紹介します。スピッツの「涙」。サビの直前のところ。

G→F#m→Em→A→A#dim

変わりゆく景色に 月のライトが」の箇所です。・・・これは泣くって! ズルイほど切なくさせられます。同じくスピッツで、「流れ星」のイントロ。

D→E→A→D→Bm7→C#m7→D→E→Fdim

→F#m→E→A→D→Bm7→C#m7→D→E


ちょっと長いですが、Fdimがある以外はふつうのコード進行です。「涙」のdimコードは場面をガラッと変える働きがあったけど、「流れ星」の方ではコード進行の中に比較的自然な感じでとけこんでいますよね。augをうまく使った曲も知りたいなぁ。

ここまでの話とは全く関係ないけど、ハイロウズの「十四才」の冒頭がすごく気に入ってます。高らかに鳴り響くDのコード! 魂に響く音。ハイロウズには好きな曲が多いけど、その中でもこの「十四才」はトップ3に入るなぁ。あとの2曲については、いずれまた、ということで(^^;
by lambda924 | 2005-03-18 13:00
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